ローカルからGoogle Earth Engineを使ってみる

本ページではGoogle Earth Engine(GEE)をローカルのpythonから利用してみます。

環境構築

pythonからGEEを用いるために earthengine-api をインストールしましょう

pip install earthengine-api

GEEへのアクセス許可

Google Cloud上でGEEと紐づいているProjectにアクセスできるgoogleアカウントの認証をします。 前ページで紐づけた Project-ID をあらかじめ用意しておいてください(前ページにおける ee-yucho147 のことです)。

import ee

project = "your_project_id"  # 前ページにおける `ee-yucho147`
ee.Authenticate()
ee.Initialize(project=project)

正常に稼働しているかのチェック

続けて

print(ee.Image("NASA/NASADEM_HGT/001").get("title").getInfo())

を実行し、

NASADEM: NASA NASADEM Digital Elevation 30m

が出力された場合、正常にGEEと接続しており、情報が取得できています。

うまくいかないパターン

GEEとの接続初期化の際(ee.Initialize)に Project-ID をせずに実行する記事も多くみられます。 この場合にもブラウザでの認証を通して、対応するprojectと接続することができます。 一方、私などは複数のgoogleアカウントを併用しており、googleアカウントの切り替えがうまくいきませんでした(単純に私がGCPに慣れていないだけで、適切に切り替える方法はあると思います)。 このような場合には Project-ID を明示することで解消しました(とりあえずうまく動いた)。

お疲れ様でした。